1. >
  2. >
  3. 公示価格とは?
家

公示価格とは?

土地の価値

公示価格というのは、土地の価値そのものだと理解すると利用していく上でもわかりやすくなります。
なので、これから土地などを購入してオーナーとなる方は、公示価格も参考にして購入をするか決断しましょう。

参考:公示価格とは|アパート経営のシノケン

どうして公示価格を参考にするのか?というと、一般的なオーナーにとっては便利な価格だからです。
他にも積算価格、収益価格のようなものが表記されているのですが、これだけでは土地の価値がわからないようになっています。
というのも、両方とも最近ではなく古いほうの相場だからです。
現在の相場については、現在の相場について詳しい人でなければ絶対にわからないようになっています。

元々、それなりの人気しかない土地であれば、公示価格以外を見て判断するのも悪くないでしょう。
ですが、人気の高い物件で同じ対応を取ってしまうと、大きな損をしてしまう可能性があります。
というのも、人気の高い物件というのはオーナーもすぐに決まってしまうからです。
悠長に構えていると、他の人に好物件を取られてしまうリスクがあるため、すぐに判断できる公示価格が必要となります。

さらに公示価格は、不動産を鑑定できる専門家が鑑定士として評価額を決めています。
この評価は定期的に更新されるようになっていますので、どのような流れで相場が変動しているのかもわかるのです。
逆に考えると、利益率を前に出して営業を行ってくる不動産会社は信用できません。
売れ残り商品を販売している可能性が高いからです。

利益率には「ウソ、ホント」が紛れているのだと理解しましょう。
そのような利益率を重視している物件ほど、まともな経営をしている不動産会社では評価されていないことが多いです。
公示価格について聞かずに利益率を追求してしまうとこのような問題に直面するので、必ず公示価格や現在の空室率についてはチェックしておきましょう。

収益の見込み

公示価格は収益の見込みではありません。
評価が高い土地であっても、値段設定が著しく高いために空室率が目立っていることもあります。

満室に近い状態の土地でも、公示価格は低いということもあるので注意してください。
業者は公示価格を前に出して物件の評価だと言い張ることがありますが、この意見はほとんどあてになりません。
というのも、土地の価格は下がらない場合が多いのですが、肝心の建物の価格は経年劣化により下がってしまうからです。
そろそろ建物の耐久が怪しい・・・という物件ほど、公示価格を大げさにアピールしていることが多いのです。