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3つの家

積算価格とは?

土地の評価

土地というのは経年劣化をあまり負いませんので、土地の価値は別の形で決められるようになっています。
それが積算価格です。

積算価格というのは、「土地の価格、建物の価格」を合計した価格のことなのですが、重要なのは相場以上の評価を受けているか?です。
受けているのであれば問題ありません。
不動産としてもオススメしやすい土地ですし、オーナーとして経営していく上でも問題はあまり起きないでしょう。

つまり、積算価格というのは「リスク」そのものなのです。
不動産価値という単語が不動産購入の際に良く見かけますが、こちらは「一般的な相場」のことだと理解しましょう。
そのため、積算価格が低いことを後になって知っても後の祭りとなってしまいます。

わかりやすい例では、土地が素晴らしくても立地条件が素晴らしくないようであれば、住んでみても良い物件ではない可能性があります。
具体的なものでは、駅前の土地であれば過ごしやすいという立地条件の素晴らしさがありますが、都心や駅前から大きく外れてしまうと利便性が下がってしまうケースが挙げられます。

このような土地も存在しますので、なるべく積算価格についても確認して不動産の判断を下しましょう。

他にも、積算価格が低いと見られるが判断に困るケースは存在します。
例えば、人の往来が激しいことで知られているような土地は、総合的に見ると積算価格の評価は高くありません。
自動車で出かける際も不便ですし、道路に面ししていないために自動車そのものの利用が難しいことが多いからです。
土地に関して確認を怠っていると、このような物件の契約者、もしくはオーナーになることもあります。

「利用者(購入者)が多い土地」のように案内されたからといって、自分の生活スタイルに合っている・・・と早合点しないのも大事なのです。
不動産会社というのは、あまり土地によっては積算価格の影響もあり、物件が売れないことも学んでいます。
そのような土地ほど優先的に値下げされていることが多いため、妙に値下げ交渉が通じる物件では購入を後回しにしたほうが良いのです。

土地の形状が重要

積算価格を理解する上で土地の形状の理解は重要となります。
手間や奥に向かって細くなっている物件は、積算価格(リスク)上で良い評価は受けられません。

また、旗のような形の土地もNGとされています。
その理由ですが、先細っている部分をどのように活用してよいかが不明だからです。
このような土地が存在する物件は購入を後回しにしたほうが良いでしょう。
それと、横に細い土地にも注意してください。
周囲に物件が多く建ち並んでいることが多く、あまり道路などが広くないケースが多く人気のない土地の代表例です。