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小さな家の模型

不動産購入の流れ

買い手市場

不動産購入ですが、今は買い手市場になっているのだと思ったほうが良いです。
というのも、昔と今でマンションやアパートの空室率がずいぶんと変化しているからです。

マンションの場合は10%~20%。
そして、アパートの場合は20%以上で空き室が目立つようになっている状態のため、好きな物件を選べる余裕が、今では多く見られるようになっています。
なので、マンションやアパートを訪問させてもらった際は、わざと「保留」にしておくと良いです。

というのも、空き室というのは不動産管理会社にとっては恥そのものだからです。
なので、あまりにも上手く経営がいっていない場合は、何かしらの手でもって入居者を募る必要があるのです。
その方法こそが「営業」です。
業者側から営業を行ってきた場合、こちらにとっても嬉しい特典ありで入居できることが多いです。

これは新築や中古物件にも言えることなので、買い手市場を意識して焦って購入する流れでは良くありません。
また、このように買い手市場として余裕をもって物件を見ることができるのですが、例外も存在します。
それは駅前などの一等地です。
同じような対応を取っていると、すぐに入居者が決まってしまうので注意してください。
一等地の場合、むしろ土地価格相場が上昇傾向にあるので、今は安い物件はほとんどない・・・と思っておきましょう。

インターネットなどの情報を頼りにすると、そのような安い物件の話も出てきますが、人気が高すぎて今では空室がない状態になっています。
なぜ空室がまったくない物件まで宣伝されているのか?というと、そのような形で「他の物件が売れていく」ことを想定しているからです。
安易に電話連絡を入れてしまうと、こちらの弱味に乗じられる危険性がありますので、一等地の物件で住みたいわけではないのであれば、このような物件は後回しにしておいたほうが良いです。

値下げ交渉は重要

物件に対して営業が行われている場合、基本的に値下げ交渉はそれほど難しくありません。
例えば、広告などで「今なら1ヶ月以上無料」となっている物件がオススメです。

このような物件は1ヶ月以上無料であっても、それほど大きな損にはなりませんので、実を言うと「値下げされることのほうが割に合わない」のです。
なので、値下げしてもらえるかどうか交渉してみましょう。
交渉に応じるようであれば入居を予定しているとだけ伝えて、前述のテクニックを駆使し保留としておきます。

すると、業者側からさらに良い物件を低価格で勧めてくることもあるため、買い手市場をさらに有意義なものに変えられるのです。
立場が強い際は、相手のことを考えるより自分のワガママを突き通せるチャンス!と思ったほうが良いでしょう。