戸建ての場合
不動産購入に必要な書類は、戸建てとマンションで違っていますので注意してください。
例えば、戸建の場合は書類の用意の前に、どのような物件となっているのかの説明があります。
そして、その土地に関する書類についても目を通すように言われますので、こちらを確認して問題がないか先に決めておく必要があります。
また、書類確認を終えてから、こちらも書類を提出する・・・というわけではないです。
その後、中古の戸建てであればどのような修復が行われたのかという案内がありますし、元入居者の方と顔を合わせることもあります。
そこで、ようやく物件について交渉を進められるようになっていますので、こちらの要望についても伝えるようにしておきましょう。
書類の確認、入居者(もしくは不動産管理会社の担当)と顔合わせ、交渉という順序を経てようやくこちら側も書類を提出する流れになります。
不動産購入時は、本当に本人が申込をされているかの確認が必要となりますので、「本人確認書類」は絶対に提出を求められます。
他に、「印紙代、印鑑(銀行員として使えるもの)」も提出するよう求められますので、これらを用意してから話を進めていくようにしましょう。
本人確認書類についてですが、「運転免許証以外でも問題ない」となっています。
なので、本人確認書類として使える「健康保険証」などでも、問題なく契約を進められるようになっているのです。
後は、「仲介手数料」がマンションとは違い発生すると理解しておきましょう。
仲介手数料は無料に近いケースもありますが、大体数万円はかかってくるようになっています。
その他では消費税などかかってきますが、その他の諸経費では大きな費用はかからないようになっているので安心してください。
マンションの場合
マンションの場合は一戸建ての購入とほとんど同じで、「本人確認書類」の提出を求められます。
一戸建てとは違うので、他に必要な物というと「印鑑(銀行員として使えるもの)」ということが多いです。
後は、契約書に契約の署名を行い、印鑑を押すだけで契約が完了となります。
契約書については、マンションを確認した後でも問題ありませんが、契約前の「手付け」だけは行わないようにしましょう。
手付けというのは予約のことです。
マンションやアパートではこのような手付けが可能となっていますが、人によっては損しか発生しません。
近年では、マンションやアパートがあまり売れていない状況となっているため、手付けを無理にさせている業者まであります。
手付けをしてしまうと購入を前提とした予約となるため、後になってキャンセルできなくなってしまった・・・というトラブルが多く発生しているため注意が必要です。